ここに来てくださって、ありがとうございます。
今日は少し──あなたに寄り添う言葉を書きました。
朝でも夜でも、疲れていても、気分を切り替えたいときも。
一杯のお茶と、数ページの読書だけで
呼吸が静かに整っていく瞬間って、ありませんか?
わたし自身、心が揺れた日ほど
「お茶をいれて、そっと本を開く」ことで救われてきました。
そんな時間を手伝ってくれる、
やさしくて頼れるハーブの本を、5冊ご紹介します。
ページをめくるたび、あなたの中に
静かな火種が灯っていきますように──
目次
🌿本とお茶が寄り添う時間
一杯のハーブティーと、一冊の本。
その組み合わせは──想像以上に、深い癒しをくれます。
香りが心をほどき、あたたかさが身体の奥に届くころ、
文字の世界も、少しずつ優しく染まっていく。
お茶を片手に読む時間は、ただの読書じゃない。
それは「自分と向き合うための余白」であり、
「ひと息分の肯定」なのかもしれません。
そして、ハーブの本たちもまた、
わたしたちに優しい手を差し伸べてくれる存在です。
知識として読むこともできるし、
眺めているだけでも癒される。
何より──読むたびに、自分の気分や体調に気づけるようになるんです。
このあとは、そんな「寄り添ってくれる本」たちを、ひとつずつご紹介していきますね。
🍃『ハーブティー事典 改訂版』──悩みに寄り添う1杯
たとえば「なんとなく、気持ちが沈んでる日」。
そんなとき、わたしはこの本をそっと開いて──
気分に合うハーブを探してみるんです。
この『ハーブティー事典 改訂版』は、
115種類のハーブそれぞれに
「どんな味か」「香りはどうか」「どんな色に淹れあがるか」
そして「どんな悩みに効くのか」が丁寧に書かれています。
しかも、1杯分の分量やブレンドの相性まで載っていて、
“読むレシピ本”のように実践的。
写真もきれいで──
特にカップに注がれたハーブの色味を見ていると、
まだ飲んでいないのに、どこか癒されてしまうんですよね。
レビューでも「初心者にとって道しるべのような本」と言われていて、
自分や誰かの体調に合わせたお茶を選びたいとき、
この1冊がそっと背中を押してくれます。
「ただ美味しいだけじゃないお茶がある」──
そう気づかせてくれたのも、この本でした。
☕️『エンハーブ式 ハーブティー Perfect Book』──目的別に探せる安心感
「今日は、どんなお茶を飲もう?」
そんなときに、この本はとても頼りになります。
監修しているのは、ハーブ専門店「エンハーブ」。
お店で相談しながら選ぶような──そんな安心感が、
そのままページに詰まっているんです。
構成もわかりやすくて、
“目的別”にブレンドやハーブを選べるのが特徴。
たとえば、眠りに悩んでいるなら?
冷えがつらいときは?
その悩みに合わせて、必要なハーブとアレンジの仕方が載っています。
さらにうれしいのは、使用後のハーブの再活用方法や、
日常に溶け込むちょっとしたアドバイスまであること。
単なるレシピブックではなく、「暮らしとハーブをつなぐガイド」なんですね。
扱うハーブは約65種と、やや絞られていますが──
その分、よく使うもの・使いやすいものに特化しています。
レビューでも「初心者から中級者まで幅広く読める」「何度も見返している」といった声が多く、
「困ったときの一冊」として、長く手元に置いておきたい本だと感じました。
🌙『ハーブティーブレンドレシピ88』──気分を彩る遊び心
この本を開くと、
まるで“お茶の世界の魔法使い”になったような気分になります。
88種類のブレンドレシピが、
気分・季節・悩み・星座──
さまざまなテーマに合わせて提案されていて、
読むだけでもちょっとわくわくしてくるんです。
たとえば「自信を取り戻したいとき」とか、
「恋を叶えたい日」みたいな、
少しロマンティックなブレンドもあって。
ティーデザイナーのしばたみかさんが、
長年の実践から編み出したレシピたちは、
どれも「飲んでみたい」と思わせてくれる魅力があります。
見開きレイアウトも美しく、
可愛いイラストやテーマカラーの工夫も、読んでいて癒されるポイント。
レビューでは「お茶を選ぶのが楽しくなった」「星座ブレンドを友達にプレゼントした」なんて声もあって、
読み物としても、実用書としても、
“贈るように読む”のが似合う1冊です。
気軽に楽しみたいとき、
ちょっと心を遊ばせたいとき──
この本は、ふっと笑顔にしてくれる相棒になります。
🍀『ココロとカラダに効く ハーブ便利帳』──暮らしの中で使う視点
この本は、「ちょっと体調が気になる日」に頼れる一冊です。
ハーブの種類は、メジャーなものから和のハーブまで、約100種。
どれも「どう使うといいの?」「どんな症状に向いてるの?」が
わかりやすくまとまっていて、
読みながら「あ、これならすぐ試せそう」と思えるんです。
特に好きなのは、
“ココロ”と“カラダ”に分けて紹介されているところ。
ストレスや不安、冷えや胃もたれ──
ちょっとした不調を、自分でやさしく整える方法が書かれています。
それに、Q&A形式のコーナーもあって、
「子どもに飲ませていい?」「毎日飲んでいいの?」
みたいな疑問にもこたえてくれるのが、うれしいところ。
実用性が高くて、写真も豊富。
“読む辞書”というより、“使う本”として活躍してくれます。
レビューでは「カラー写真でわかりやすい」「手軽に読めて、すぐ生活に活かせる」といった声が多く、
毎日をちょっとだけ整えたいときにぴったりな本だと感じました。
ハーブが「特別なもの」じゃなく、
いつもの台所に置ける存在になる──
そんな視点をくれる一冊です。
📚『ハーブのすべてがわかる事典』──知識を広げる図鑑的1冊
たとえば「もっと深く知りたい」と感じたとき。
ハーブの名前だけでなく、歴史や栽培、文化背景まで──
そんな世界をじっくり辿ってみたくなったときに、
この本のページを開くのが好きです。
この『ハーブのすべてがわかる事典』は、
381種類ものハーブを網羅した図鑑的な一冊。
ジャパンハーブソサエティーが監修していて、
分類・形態・香りの特徴から、利用法や豆知識まで、
かなり細かく記述されています。
B5サイズの大きめな判型で、
写真やイラストも多く、眺めているだけでも楽しい。
「育てる」「料理に使う」「染める」「飾る」──
暮らしのあらゆる場面でのハーブの活かし方も紹介されていて、
読み終えた頃には、世界がちょっとだけ広がって感じられます。
レビューでは「深くて飽きない」「読み物としても楽しい」との声が多く、
中には「ページをめくるたびに発見がある」と書いていた方も。
この本は、**“今すぐ飲む”というより、“ずっとそばに置いておきたい”**本。
旅するように読む──
そんな感覚がぴったりです。
🌼まとめ──自分だけの「本と一杯」を選ぶ
ここまで、ハーブやハーブティーにまつわる本を
5冊、ご紹介してきました。
それぞれに個性があって──
「悩みに寄り添う1杯」もあれば、
「遊び心で選ぶブレンド」もありました。
少し振り返ってみましょう:
本のタイトル | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
ハーブティー事典 改訂版 | 115種の効能・香り・色を丁寧に紹介 | 基礎をしっかり学びたい人に |
エンハーブ式 Perfect Book | 目的別・悩み別レシピが充実 | 日々の不調を整えたい人に |
ハーブティーブレンドレシピ88 | 星座や気分で選ぶ楽しいレシピ集 | お茶時間を遊び心で彩りたい人に |
ココロとカラダに効く ハーブ便利帳 | 和ハーブや生活向け情報が多い | 身近な体調管理に使いたい人に |
ハーブのすべてがわかる事典 | 381種の本格図鑑 | ハーブの世界を深く知りたい人に |
読むたびに気づくのは、
ハーブって、「香り」や「味」だけじゃなくて、
“その日の自分”を静かに見つめるきっかけになるんですよね。
「なんだか疲れたな」
「ちょっと心が曇ってるかも」
「今日は、わたしに優しくしたい」
そんなときに、一冊の本と一杯のお茶があれば、
気持ちの流れは、ちゃんと変わっていきます。
どの本があなたにとっての“入り口”になるかは、
そのときの自分次第。
だから、焦らずに。
気になったものから、そっと手に取ってみてくださいね。
わたしのおすすめも、あなたの静かな時間の
ひとしずくになりますように──